たばこの61.7%が税金です。

たばこの価格には、国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税、消費税の4種類もの税金が含まれています。これらを合わせると税負担率はいまや61.7%にも達する、わが国でも最も税負担が高い商品のひとつになっています。

たばこ税を支えているのは?

たばこ税は、全国約1,700万人の愛煙家が最終的には負担していることになりますが、小売業者(たばこ屋さん)は、仕入れたたばこが売れる、売れないにかかわらず、仕入れ時に愛煙家に代わってたばこ税を納めています。

こうしたことから、たばこ税は愛煙家と小売販売業者(たばこ屋さん)よって支えられており、国、自治体にとっては、徴税コストのかからない優等生の税金なのです。

たばこは地元で買いましょう!

2023年度は東京都全体で1,244億円の税収がありました。
この地方たばこ税は、愛煙家の皆さんがお買いになった小売業者(たばこ屋さん)の所在する都道府県、区市町村の税収となります。東京都全体の1,244億円のたばこ税の内、約1,069億円が区市町村の税収となっており、地方自治体の財源難の折、貴重な財源になっています。

東京都 17,506,565 千代田区 3,934,860
中央区 2,619,869 港区 5,300,889
品川区 3,405,924 大田区 5,186,348
新宿区 6,294,127 文京区 1,083,047
台東区 3,268,253 墨田区 2,344,907
江東区 4,077,403 渋谷区 3,217,885
目黒区 1,874,537 世田谷区 4,677,586
中野区 2,121,955 杉並区 3,166,881
北区 2,473,553 豊島区 3,156,409
足立区 5,609,765 荒川区 1,564,558
板橋区 3,900,000 練馬区 3,800,000
江戸川区 5,324,216 葛飾区 3,434,013
武蔵野市 886,374 三鷹市 834,195
調布市 1,335,997 小平市 884,712
小金井市 538,139 西東京市 1,089,807
東久留米市 645,693 狛江市 389,200
清瀬市 405,314 立川市 1,342,260
府中市 1,479,319 昭島市 828,434
国分寺市 832,004 東村山市 751,592
国立市 430,518 東大和市 576,870
武蔵村山市 528,968 八王子市 3,633,142
町田市 2,483,428 日野市 948,757
稲城市 480,149 多摩市 851,328
青梅市 923,010 福生市 442,784
あきる野市 467,949 瑞穂町 454,994
奥多摩町 20,039 羽村市 441,459
日の出町 146,553 檜原村 3,310
東京都 17,506,565
千代田区 3,934,860
中央区 2,619,869
港区 5,300,889
品川区 3,405,924
大田区 5,186,348
新宿区 6,294,127
文京区 1,083,047
台東区 3,268,253
墨田区 2,344,907
江東区 4,077,403
渋谷区 3,217,885
目黒区 1,874,537
世田谷区 4,677,586
中野区 2,121,955
杉並区 3,166,881
北区 2,473,553
豊島区 3,156,409
足立区 5,609,765
荒川区 1,564,558
板橋区 3,900,000
練馬区 3,800,000
江戸川区 5,324,216
葛飾区 3,434,013
武蔵野市 886,374
三鷹市 834,195
調布市 1,335,997
小平市 884,712
小金井市 538,139
西東京市 1,089,807
東久留米市 645,693
狛江市 389,200
清瀬市 405,314
立川市 1,342,260
府中市 1,479,319
昭島市 828,434
国分寺市 832,004
東村山市 751,592
国立市 430,518
東大和市 576,870
武蔵村山市 528,968
八王子市 3,633,142
町田市 2,483,428
日野市 948,757
稲城市 480,149
多摩市 851,328
青梅市 923,010
福生市 442,784
あきる野市 467,949
瑞穂町 454,994
奥多摩町 20,039
羽村市 441,459
日の出町 146,553
檜原村 3,310

(単位:千円)

愛煙家とたばこを吸われない方が共存する社会を

昨今、公共施設、鉄道の駅、さらには路上や公園での喫煙を禁止するケースが非常に多くなってきました。また、2020年4月からは改正健康増進法、東京都受動喫煙防止条例が全面施行され、屋内は原則禁煙となりました。愛煙家の立場からすれば、たばこの税収には目をつぶり、一方的にたばこを吸う場が奪われるのはいかがなものかという強いジレンマがあります。
また、「喫煙の社会コスト」と称して、愛煙家には医療費等たばこ税収以上のコストがかかっているとの根拠の薄い不当な議論もなされています。

愛煙家のみなさんの喫煙マナーを高め、たばこを吸われない方と共存、共生をはかりながらたばこの安定的な税収を地域に役立てていく。わたくしたちは、そのような社会が、成熟したあるべき社会と考えています。