JTは、社会と共生する「良き企業市民」であることを目指し、「JTグループの社会貢献活動の基本方針」を定め、「社会福祉」、「文化・芸術」、「環境保全」、「被災地支援」を重点分野とし、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。
その中で、NPO法人をはじめとする非営利法人が青少年の健全な育成のために、地域と一体となって取り組む事業に対して、支援を行っております。今年で10年目になる本事業の助成総件数は706件、助成総額は約8億5千万円となります。
2008年度NPO助成事業につきましては、全国から148件のご応募を頂き、選考の結果、全国で41法人、総額約5,100万円の助成を実施することになりました。
今年の助成事業の中、東京都で活動を実施されている団体さんを下記のとおりご紹介します。これから夏に向けて様々な魅力的なプログラムが用意されていますので、是非皆様も気軽にご参加下さい!
●特定非営利活動法人 荒川クリーンエイド・フォーラム 「荒川エコキッズ育成」事業
荒川最下流域の江戸川区を中心に、小中学生が荒川(下平井水辺の楽校など)で干潟遊びや投網体験など、自然の中で遊ぶ場を継続的に提供することで、子供たちの自然や環境に関する関心・意識の向上を図ります。
●特定非営利活動法人 アトピッ子地球の子ネットワーク アレルギー疾患の子供たちのための環境教育プログラム
食物アレルギーや喘息、アトピー性皮膚炎等の疾患があり、一般的なキャンプや自然教室には参加できない子供たちを対象に、食物や運動量等疾患に配慮した独自のプログラムの環境教育キャンプを実施します。
●特定非営利活動法人 国際海洋自然観察員協会 海の環境教育事業「ドルフィンキッズクラブ」
江戸川区の専門学校に通う学生の方が中心となって、区内の小学生を対象に「海や生き物を通して環境を考える」イベントを実施したり、江戸川区の小学校への環境教育の出前授業などを実施します。
●特定非営利活動法人 えがおつなげて 青少年の生きる力を育む農村体験学習事業
小学生親子が、耕作放棄地を復活させた畑で、農業体験をしたり自分たちで収穫した野菜で野外炊事を行い農業や農村に親しみます。
また、高校生を対象に農業ボランティアによる研修を経て、都市農村交流キャンプでスタッフとして、子ども達の自然体験活動の運営や農村活性化の活動現場を体験する。
●特定非営利活動法人 こどもと文化協議会・プラッツ 子どもがつくる子どものまち・ミニ立川
小学校高学年~中学生を対象に、11月にオープンする「ミニ立川」イベントに向け、講習や実習によるサポートスタッフの育成、子どものリーダーとなる子どもスタッフの育成を行う。また「ミニ立川」では一般の小学生~高校生が仕事体験を行う。