| 代表 | 杉田秀蔵 |
|---|---|
| 住所 | 〒111-0035 台東区西浅草西浅草3-18-16 |
| TEL | 03-3841-2101 |
浅草寺を中心にたくさんの娯楽施設、飲食店、土産物屋などが並び、常に多くの人々が行き交う賑やかなエリアに店を構える丸金さん。日本的ながら、どこかモダンな店構えは、観光客でも気軽に入れる雰囲気です。
お店は店長の有馬さんが見ていらっしゃるのですか？
有馬店長：お店はほぼ僕が見ていますね。もともとこのお店は僕の祖父がやっていたんです。僕が学生のときに、店を手伝ってくれって言われて、アルバイトで入ったのが最初です。それでもう１１年になりますね。代表の杉田とは親戚で、家も近くて、このお店にも小さい頃から遊びに来ていました。
お客様は地元の方が多いですか？
有馬店長：やっぱり平日は近所の方々が多いですけど、週末や、休日になると観光客や外国の方が多いですね。外国の方は最近特に増えました。まとめて買っていかれますので、飛行機に持ち込めるのかなって心配になっちゃいますね（笑）。
外国のめずらしいたばこやキセルが置いてあるのも土地柄でしょうか？
有馬店長：お客様の「置いて欲しい」という要望もありますし、個人的な好みもありますし、半々くらいですね。キセルを吸うお客様はけっこういらっしゃるんですよ。最初は面白半分で買っていかれて、吸ってみて、きざみたばこは美味いって、気に入ってまた買っていかれるんですよ。種類が多いのは慣れましたけど、まあ、大変ですね（笑）。
ご商売をされる上で気をつけていらっしゃることを教えて下さい。
有馬店長：お客様は色々な人が来ますよ。本当に客層は幅広いです。そのへんは店をやってて、飽きないですね（笑）。地元の人も多いですが、観光客も多いし、この辺は飲食店も多いので、昼と夜では客層が違うんですよ。売れる銘柄も昼と夜では微妙に違いますので、やっぱり在庫を切らさないことを気をつけています。それから、また来ていただけるようにリピーターを作ることですね。
接客で思い出に残っていることはありますか？
有馬店長：日本に住んでいた外国人の方が、よくお店に来てくれていたんですけど、国へ帰るということになって、そのときはそれきりかな、と思っていたんです。ですが、日本びいきの方らしくて、国へ帰ってからも、けっこう日本に来ているようで、そうするとお店にも寄ってくれるんですよ。年に何回か来てくれますね。ドイツとか、ヨーロッパ辺りの人なんですが、そんなに来てるのに日本語をしゃべらないんです（笑）。しゃべれたら、もっと楽しいんでしょうけど、嬉しいことですよね。
周辺案内
台東区立隅田公園
隅田川沿いに植栽された桜は約７２０本と、江戸時代から桜の名所として有名な隅田公園。夏には隅田川花火大会、冬は観梅と、四季を通じて様々な表情を見せてくれます。平日休日問わず、景観を楽しむ人々で賑わっています。
東京都台東区花川戸１丁目、浅草７丁目
東京メトロ銀座線、東武伊勢崎線、都営浅草線「浅草」下車 徒歩１分
浅草寺
東京下町の大観光名所でもある都内最古の寺院です。聖観音宗の総本山として、厚い信仰を集め、全国から年間約３０００万人もの参拝者が訪れます。浅草寺を囲むように商店街が３０以上も軒を連ね、その賑わいは類を見ないほど。
東京都台東区浅草２－３－１
東京メトロ銀座線、東武伊勢崎線、都営浅草線、つくばエクスプレス「浅草」下車 徒歩５分
編集後記
日本的な造りの広い店内には、たくさんの銘柄のたばこ、喫煙具がディスプレイされ、漂う葉巻の良い香りも相まって、見ているだけでも楽しめます。生まれも育ちも浅草、江戸っ子の店長さんですが、言葉を選びながら丁寧にお話してくださる穏和な雰囲気に、思わず長居してしまいそうな、ほっと癒される思いがしました。