代表 | 山田 一幸 |
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住所 | 〒177-0051 練馬区関町北4-1-4 |
TEL | 03-3920-4739 |
昔ながらの商店街や緑豊かな公園があり、住環境には最適な街「武蔵関」。そんなほのぼのとした街で、地元に密着しながら25年以上たばこ専業店を営んでいる「タバコショップヤマダ」さん。武蔵関の街と同様、人情味あふれるご主人、山田一幸さんにお話をお伺いしました!
洋服の仕立屋から、たばこ専業へ
もとはこの場所で、45年間ほど紳士服の仕立屋をやっていたんですよ。そうこうするうちに、近所でたばこ屋をしていた方が辞められたので、うちで仕立屋をやりながらたばこを販売するようになったんです。ですが、長年洋服の仕立てをやっていたため、指の軟骨が磨り減ってきてしまいまして…。そのせいで、だんだん指の関節が曲がりにくくなってきてしまったんです。「どうしようか、困ったな」と考えているところへ、JTの方から「たばこ専業でやってみないか」と声をかけていただき、専業に切り替えました。
当時の武蔵関はどんな街でしたか?
仕立屋をやっていた頃は、まだ北口ができていなくてね。この商店街にもあまり店がなく、人通りも少なかったんですよ。ちょうど、たばこ専業に切り替えた頃に北口ができ、スーパーも立って、徐々に人が増えていったんです。ですから専業に切り替える時期としては、今思えばとても良いタイミングだったんでしょうね。地元の方々をはじめ、わざわざ遠方から来てくださる方もいますよ。
店番はご主人ひとりで?
そうです。女房とふたり暮らしなのですが、女房は別の場所でブティックを営んでいます。ですから、たばこ屋は私がすべてひとりでやっています。用事がない限りは休みませんし、朝6時から夜9時まで営業しています。「おたくはいつ休暇をとっているんですか?」なんて、お客さんに聞かれることもありますよ(笑)。たまに、用事があって2~3時間店を閉めることがあるのですが、そうするとお客さんが「どうしたの?具合でも悪かったの?」と、店の前で待っていてくれることもあるんです。ありがたいですよ。ですから、なかなか休めませんね。
接客で気をつけている点は?
よく来てくださるお客さまの銘柄は必ず覚えるようにしています。顔を見たら、すぐにたばこが出せるようにね。たまに「なんだっけなー」なんて考えちゃうこともありますけど(笑)。
それと、お客さまがくつろげるように、店にイスと机を置いて一服できるスペースを設けています。常連のお客さまと、一服をしながら世間話をするのは毎日の張り合いにもなりますね。
たばこ店を営んでいて一番嬉しかったことは?
お客さまがわざわざ遠方から、まとめ買いをするために来てくださることですね。たばこなんてどこで買っても同じなのに、本当にありがたいですよ。
あとは、JTさんから「社長賞」や「営業本部長賞」をいただき、シンガポールに招待してもらったことですね。“一生懸命やっていて良かった”と、大きな励みになりました。
普段の楽しみは?
野球やプロレスが好きなので、たまに、観戦に出かけていますね。あとは、3年前から始めたインターネットショッピングにはまっています。デジカメや液晶テレビなども、インターネットで購入したんです。ついつい色んなものを買いすぎちゃって、「またこんなもの買って!」と、女房にしかられることもあるんですけどね(笑)。
それと、年に1度は1週間ほどお休みをもらって、海外旅行を楽しんでいます。イギリスやヨーロッパ、アジアなど、もう20回以上行きましたね。ですが、いつも一緒に行く友人が、現在、病気療養中なんです。やはり彼と一緒でないと、旅行も楽しくないですからね。早く元気になって欲しいと、心から願っているんですよ。
周辺案内
武蔵関公園
その広さ45,985平方メートル。練馬区でもっとも広い面積をもつ「武蔵関公園」は、“ひょうたん池”と“富士見池”と呼ばれる2つの池を取り囲むように、数々の木々が植えられています。春は桜、秋は紅葉が、人々の目を楽しませ、カルガモ、コゲラ、バン、オナガ、ムクドリなど多くの野鳥を観察できることでも有名です。園内には、昭和の代表的な書壇、松井如流氏の「丹愚」(真心の意)と彫られた石碑も建てられています。
住所:東京都練馬区関町北3-45-1
※西武新宿線「武蔵関」駅南口より徒歩10分、西武新宿線「東伏見駅」南口徒歩5分
編集後記
洋服の仕立てをされていたとあって、品の良いシャツとベストの組合せがとてもオシャレなご主人。少し照れながらも、素敵な笑顔で話してくださる姿が印象的でした。
御年67歳とのことですが、お肌もツヤツヤで元気ハツラツ!きっとその秘訣は、海外旅行やスポーツ観戦、インターネットショッピングなど、幅広い趣味を楽しまれているからなのでしょうね。