たばこ屋さん大好きキャンペーン 結果発表 たくさんのエピソードやご意見ありがとうございました!

2022年9月から11月にかけて実施いたしました「たばこ屋さん大好き!キャンペーン2022その3」において、250件を超えるご応募をいただきました。誠にありがとうございます。今回は皆様からいただきましたエピソード第一弾をご紹介します。

エピソード1:

保育園の頃、近所に小さなたばこ屋さんがあった。店主のおばあさんは店先にちょこんと腰かけて、斜め向かいの公園で遊ぶ私たちを見守っていた。 「おばあちゃん、見て!でっかい蝉取った!」 「おぉ、すごいねぇ。」 子どもたちは、おばあさんが大好きだった。 「おばあちゃん、いつもの。」 「今日も外回りかね。」 「うん。」 「無理しちゃいかんよ。」 おばあさんは、たばこを買いに来る大人たちにとっても癒しだった。

おばあさんが年齢を理由に店を閉めるとき、子どもも大人も別れを惜しみに集まった。たばこを吸っても吸わなくても、街中から愛された店だった。今は駐車場になってしまったが、前を通るたび、おばあさんの笑顔を思い出している。
(愛知県・女性・30代)

エピソード2:

家の近所にある、小さなタバコ屋さんに感謝しています。私の夫の好みに合わせて、わざわざマイナーな銘柄を取り扱ってくれています。夫が自ら頼んだわけではなく、会話の中から得た情報で、さりげなく仕入れてくださったのです。夫がタバコ屋さんへ立ち寄ると、いつもレジカウンターにタバコが用意されているそうです。きっと、夫の姿が見えた段階でタバコを準備されているのだと思います。何人かいる店員さんの全員が、夫の銘柄を把握してくれていることにも驚きました。

来客の一人一人を大切にしてくださる素晴らしいタバコ屋さん。帰路につき、タバコ屋さんが見えるとほっとします。いつもありがとうございます。
(大阪府・女性・40代)

エピソード3:

幼い頃から近所にたばこ屋さんがあった。たまたま同じ苗字のたばこ屋さんだった。親戚でもないのにその苗字は近所にたばこ屋さんと私の家だけだった。初めて会った人や先生など、自分の苗字を名乗ると必ず、あそこのたばこ屋さん?と言われていた。父はたばこを吸っていたのでそのたばこ屋をよく利用していた。私もついて行くことがあり、たばこ屋のおばちゃんは知っていた。お互い同じ苗字だと知るようになり、下の名前で呼び合うようになっていた。親しくなれて嬉しかった。

おばちゃんはいつも元気だったが急に身体を壊ししばらくたばこ屋を閉めた。とても寂しく悲しかった。お見舞いに行っていたがたばこ屋を再開できるほどにはならなったようだ。たばこ屋は閉めたが同じ苗字なことから更に仲良くなれたたばこ屋さんが、子どもながらに嬉しいかったのをよく覚えている。

近所繋がりが昔のように多くはない今の世の中、たばこ屋さんの存在は大きかったしいつの時代でもこんな関係が必要ではないかな、と思うばかりだ。
(愛媛県・女性・30代)

エピソード4:

「こっちがおかえり、と言うたら、ただいまや!」「こらっ、一列!一列!しっかり前向いて」。挨拶から自転車に乗っているときのマナーまで、小さな窓から顔を出し、大きな声で教えてくれたたばこ屋さん。思春期にはそんな一言がうるさく感じられたこともあった。自分の家族や先生でもないのに、その厳しさに、いつもそこにいるか、とても気になる存在でもあった。

私にとって、物心ついた頃からたばこ屋のおじさんが「そこ」にいるのが当たり前で、たばこ屋さんとおじさんは街の景色の一部になっていた。だからこそ、ある日突然いなくなったときには心にぽっかり穴が空いたような気持ちになった。そして、おじさんが店を去ったと聞いた日、私は部屋で一人泣いた。親しいつもりはなかったしどちらかと言うとうっとうしい存在だったのに……。

机の上で指を組み合わせ、私は初めて誰かの幸せを祈った。挨拶に交通マナー。おじさんはいなくなったけれど、あの日の野太い声や優しい笑顔、教えてくれたあれこれを大人になった今も、鮮明に覚えている。
(香川県・女性・40代)

エピソード5:

今から半世紀ほど昔、近所のたばこ屋のおばちゃんは、登校時は通学路に、下校時は店先に立って僕ら小学生に毎日声をかけてくれました。元気がなかったり、様子がおかしいと「なんかあったんか?」と声をかけてくれました。困ったことや相談事があると、店先のベンチで話を聞いてくれて、保護者や先生、果てはお巡りさんにすぐ連絡してくれました。中学生になって不良になった顔見知りの子は、竹箒を持って追いかけ回して説教していました。未成年のくせに煙草を吸おうものなら、拳骨ものでした。二十歳になって、おばちゃんの店先のベンチに座って煙草を吸うのは、成人した証でした。

たばこ屋さんは、近所にあるだけで安心します。永遠なれ。
(兵庫県・男性・60代以上)

エピソード6:

たばこ屋さんでたばこを買うのが好きだと言った。おばちゃんと何気ない話をするのが楽しいし、自分の話も聞いてもらえる。息子はそう話してくれた。ガチャンと落ちてくる自販機よりも、おばちゃんと話しながら手にするたばこの方が美味しかったのかな。あなたは人が好きだったもんね。

そのおばちゃんに、あなたが逝ってしまったこと伝えてない。お礼が言いたいけど、まだ、言えないままなのです。 おばちゃんが、これからもたばこを通じて、いろんな人に、癒しや楽しさをずっと与えてほしいと思います。

たばこ屋のおば様、息子に楽しい時間や美味しいたばこをありがとうございました。いつか、きっと、お礼を言いに行きますね。
(福岡県・女性・60代以上)

エピソード7:

私の家族は誰もたばこを吸いませんが、おばあちゃんのお墓参りに行くときに必ずたばこ屋さんに立ち寄り、お供えするためのたばこを買います。お墓は、千葉の自宅から遠く離れた群馬にあります。車での道中、コンビニなどどこででも買えるのに、お墓の近くにあるたばこ屋さんで必ず買うのです。群馬へのお墓参りのルートのひとつになっているので、なんだか昔からちょっとした楽しみですし、懐かしい感じが好きです。

どうかお店がなくなりませんよう、応援しています。
(千葉県・女性・20代)

エピソード8:

手巻きや珍しいタバコにハマっていた私、いつも行くタバコ屋さんの店主は世間話をしながらオススメや新しく入ったタバコを教えてくれる。 紅茶の香りのするタバコや、甘ったるいバニラの香りがするタバコ、芳醇な葉の香りが楽しめる、どこの国のものか分からないタバコ。 ひと仕事終えて、タバコのボックスを開く時、次は何を買おうか、とりあえずおすすめを聞こう、といつも考える。

たばこ屋には難しい時代かもしれないが、1つでも多く、残って欲しいと思う。
(東京都・男性・20代)

エピソード9:

海が目の前の実家近くにはタバコ屋さんがありました。家族は誰もたばこを吸わないのですが、私が小学生~中学生の頃、祖母に頼まれて、たばこを1ケース時々買いに行っていました。 同じ地区に住む叔父(祖母の息子)に日頃の感謝だとたばこを渡していました。

仕事は漁業なのに大工さんのように器用で自宅の修理や遊び道具(竹馬、ぶらんこなど)を作ってくれていました。数年後に震災でたばこ店、自宅は全壊。たばこ店の家族の一人が亡くなり、店の再建はないのかな~と思っていましたが、店舗兼自宅の小さな店舗用窓があり営業が始まりました。たばこ店のおばあちゃんが、嬉しそうに対応していたのがすごく印象に残っています。実家に帰省する度、たばこ店の前を通るのでいつも懐かしく思います。
(兵庫県・女性・40代)

エピソード10:

大学生の私の彼氏は喫煙者だった。デートの帰りに彼はたばこ屋さんでたばこを買って、すぐに吸い始めた。非喫煙者の私は正直言って煙が苦手だった。だが言い出すこともできずにいると、たばこ屋のおばあちゃんがこちらを見て一言「ちゃんと周り見て吸いなさいよ」と言った。煙たそうにしている私を気遣ってくれたのだろう。それを聞いて彼は謝罪して火を消した。

マナーが守られるからこそ文化も守られていくのだろう。この人はお店を、そしてたばこというものを長きにわたって守ってきたのだ。そう思うとおばあちゃんの小さな背中もずいぶん大きく見えた気がした。おかげで今でも彼とはうまく折り合いをつけて付き合っている。
(福岡県・女性・20代)